閻魔大王と奪衣婆(えんまだいおうとだつえば)

奪衣婆

「閻魔大王」とは、人の生前の善意を審判し、賞罰を与えるという地獄の大王のこと。
「奪衣婆」とは、三途の川で着物をはぎ取るという鬼ばばのことです。
享保年間(1716〜1736年)瀬戸井村の人々によって寺に寄進されたもので、大きさは等身大と大きく、当時の信仰、民俗を知る上で貴重なものです。